2015.09.09 9月利上げがなかった場合の株価と為替の相関性
皆さん、こんにちは!
昨日のダウはプラスになり、それを受けて今朝から日経平均がかなり上昇しています。
ここで今月一番の注目ポイントである、FRBによる利上げがあった場合、なかった場合の値動きを想定したいと思います。
まず最初に利上げが行われた場合、
株安・ドル高方向に向かうのが教科書通りの動きとなります。
利上げが行われると言う事は、簡単に言うとお金を借りにくくなると言う事。
そうなれば、企業は積極的に設備や新規事業など様々なものに投資しづらくなり、株価が下落する可能性大です。
ところが、為替となると、2国間の金利差が生まれますので、ドル高の流れ再開もしくは、一旦は上昇した後、材料出尽くしで下落の可能性も考えておかなければなりません。
そして、利上げが行われない場合、
株高・ドル安方向に向かうのが教科書通りの動きとなります。
利上げが行われないとなれば、今まで通りの金利となりますので、企業も積極的に投資を行える環境が継続します。
そして、為替はこの利上げが行われると言う材料からドル高に傾いていたので、この利上げが実質的に行われるので、
さらなるドル高に市場が反応するかどうかがポイントになります。
来週のFOMCの政策金利発表までは、色んなニュースが飛び交う事になりますので、
注意したいと思います。
それでは、本日の戦略動画はこちらから。