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ポンドの動きを擬人化してみる

皆さん、こんにちは!最近、コンサル生やトレード仲間の方達と話をしていて話題になるのは、
やはりポンドの行方。


英国のEU離脱に関する協定案が議会で
可決されるかどうかまだどうなるのか分からない状況です。

その上、結局ポンドはどうなるんじゃ??

という所を、
かなりの独りよがりな分析になるかもしれませんが
ここらでまとめてみたいと思います。

そもそも、
英国の離脱が国民選挙で決まったのは2016年6月23日になります。

そして、離脱までの移行期間は
約2年ちょい今年の3月末には
離脱を行うとことでスケジュールが決まっています。

ですが、この2年ちょいの間、
EU離脱をするにしても、EUとの関係をどう保つのか、

離脱後の方向性が英国議会の与野党で上手くまとまることがなく、
ここまで来た訳です。

メイ首相が最初に提示した協定案は
先週の議会で否決21日に
第2案のプランBを発表しましたが、
最大野党は反対している状況。

29日の再投票で可決されるかは、
各メディアを見ても怪しいところです。

では、この一連の動きに対して、
ポンドの動きはどうなっているでしょう。

これを見てもわかる通り、

最安値は1月3日の
フラッシュクラッシュの時であり、
その後は上昇しています。

協定第1案の否決の際も結果が出たら、
一気にポンド買いメイ首相の不信任案の時は
ほぼ無風でそのまま上昇。

昨日は、離脱が延期になるのではという報道から
ポンド一気に上昇。

メイ首相が否定しても、
そんなことはお気にせずで上がって行きました。


こういった状況から、
もう少し、
大きくポンドの価格を見てみましょう。

ポンド円月足チャートです。

そもそも、リーマンショック前はポンド円は250円時代がありました。

現在142~143円台ですから、
ざっと110円高いことになります。

直近5~6年を見ても190円台がありますから、
ポンドは歴史的な価格から見て現在はかなり安いと言えます。


そして、今のゴタゴタです。
ここを絡めてみるに、

シングルマザーの
自立への決断と覚悟にかけてみたいと思います。

絶対王政の夫からこれでは私の人生は何なのかと我に返り、

離婚を決めた私。

従属し、世話にもなった部分は多いが、
このままではどうしても嫌ということだけははっきりと分かり、
離婚を決意。

子供もいるし、
すぐに完全に別の道を進むことは難しいから、
2年の準備期間を設けてお互い合意。

だけど、いざ家を出るとなったところから

子供達から

「おかん、ほんまに家出るの?」

との冷めた声。

応援してくれる人もいるし、
これがチャンスだと言ってくれる人もいるけど、

「あんた、ほんまに家出てやっていけるの?」

愛犬のジョンはどうするの?

家族ぐるみで付き合ってたみんなとはどうするの?

こんなことを言ってくる人達もいます・・・。

今の英国は私にはこのように見えるんです。

ですが、離婚と決断したんですから
今更それを引っ込める気はさらさらないはず。

家を出るまではゴタゴタするし、
色んな人が色んなことを言う。

だけど、出てしまえばあとは・・・

やるっきゃない!

自立を決意し、
覚悟を決めて行動に移したら
あとは本当に

やるっきゃない!訳です。

やると覚悟を決めた人間ほど
強いものは世の中にないと私は思います。

なので、イギリスも離脱をしてしまえば、
もう前を向いて進むしかないです。

となると、
一時的に経済の落ち込みはあるかもしれませんが、

最終的には、イギリスにとって、
今回の離脱の選択肢は取って良かったと言われるのではと思います。

パックスブリタニカと言われた
19世紀ほど輝かしい時代に戻るかは
定かではありませんが、
必ず良くなるはずと感じます。


だから、ポンドは今後は上昇する。

BOEが年内に利上げをしたら尚更です。

これらの事を頭に入れて思うことは、下落したら、買いで拾う。

ショートポジションはターゲットをしっかりと決めてサクッと利確。

この戦略が今後も大事だと思います。

もし、直近で大きめの下落
(と言っても日足でダウントレンドになることは難しいと想定します)
するとすれば、

まさかの2度目の国民投票とメイ首相が辞任して総選挙になった場合。

この2つのいずれかが起こった場合は、
ポンドは再度安値を付けると考えています。

国の政策にせよ通貨の動きにせよ結局は人間の感情が入りまくりです。

あなただって
恐らく大半の物事は
良いなって思えば、乗っかるし、
嫌だなって思えば、乗っからないはず。

アレコレ難しく考えられない私は現在のイギリスをこう見ています。

それでは、皆さん本日も良いトレードを♪


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