皆さん、こんにちは！
今回のコラムでは、

『ドル円１５０円突破で、どこまで上昇する？』というテーマで話したいと思います。

昨年、アメリカが大幅に利上げをしたことで、ドル円はかなり円安ドル高になりました。

昨年の最高値は１５１.９０円！

そして、先週は再度１５０円を超える場面もあり、円安加速が止まりません。

１ドルが１５０円になってしまうと、

１ドル１００円くらいの感覚で生きてきた私はドキッとします。

例えば、１００万円をドルに両替した時は、

１万ドルではなく、７５００ドルになってしまうので悲しくなります（泣）

逆を言えば、アメリカ人の人たちは、今は世界中どこに行ってもドル高なので、

旅行が楽しいですね。

日本に来たら、１万ドルは１５０万円になるので、１．５倍！

その上、日本はまだまだ物価も安いので、お買い物をしたらびっくりの連続ではないでしょうか？

高品質のものが、とても安く買うことができるので、外国人にとっての日本はまさに天国かもしれません。

ただ、先週150円台を突破したものの、その後は下落しています。

トレーダー目線の話をすると、

確かに円安にはなっているものの、日銀の介入の警戒がずっと続いているので、

時折、ガクッと下げる神経質な動きも続いています。

来年の見通しを考えると、2022年のように、ずっと今後も円安が続くとは考えられにくい点があります。

それは、

・日銀の金融政策正常化への動き

・FRBの利上げ停止と利下げへの転換時期

です。

長年日本の銀行はマイナス金利政策を行ってきましたが、先進国でマイナス金利なのはもやは日本だけ・・・。ですので、来年には日銀もマイナス金利を撤廃するのでは予測されています。

また、短期間にかなり利上げを実施してきたアメリカは今度は利上げ停止して、利下げへの転換が来年に行われるのではと予測されています。

この2つが実施されたら、ドル円150円の相場もやや落ち着き、120円〜140円台で推移すると予測されます。

ますますドル円は目が離せない動きになるかもしれません。