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  • 2023/11/01

日銀 今後のゆくえについて

皆さん、こんにちは!

今回のコラムでは『日銀の今後のゆくえ』と題して、
日本の金融政策について話したいと思います。

10月31日は世の中的にはハロウィンですね!
仮装してお菓子をもらえる、日本人にとっては
正直なんのこっちゃか分からないイベントでもあります(笑)

10年近く前になりますが、
2014年10月31日は、
当時の日銀総裁だった黒田さんが、

量的質的緩和を行った
『黒田バズーカ第2弾』が炸裂した日で、ドル円はこの日爆上げをしました。

当時は子供がまだ幼稚園で、
私も幼稚園のハロウィンパーティーのお手伝いに行っており、
かぼちゃの着ぐるみを来ていました(笑)

この日はずーっとドル円の1時間足はバンドウォークしており、
全く押し目を付けなかったことを今でも覚えています。
あれから時は経ち、2023年10月31日の日銀金融政策決定会合は
日本のデフレ脱却に向けてのカウントダウンが少し感じられるような内容でした。
植田新総裁の記者会見も終えて、ドル円は上昇、日経平均も好感触です。

日本は25年近くゼロ金利政策というものを実施しています。
ゼロ金利では経済成長が見込めず、
マイナス金利政策まで実施している国です。

世界の先進国で、マイナス金利政策を行っているのはもはや日本だけと言えますが、
いよいよ2024年は日本の金利も正常化になりそうな予感です。

金利が上がると、
借り入れをしている会社にとっては辛い面もあります。

また、住宅を買う時のローンの金利も上がりますので、不動産の購入をためらう人も出てくるかもしれません。

ですが、今までがある意味特殊な状況で、本来は金利がある程度が普通と言えます。
来年の春頃に金利正常化となっても、すぐに金利を上げることはありませんが、
日銀の政策金利が1%〜3%くらいになる予測が出ています。

もしかしたら、一旦日経平均はやや下がるかもしれませんが、
本当に実力と体力のある企業が伸びていく時代が来ますし、
私達の年収ももっと増えてほしいなと思います。

また、金利が上がるとその国の通貨も強くなりますので、
ドル円は今年より下げる可能性大です。

日本経済にとって長い長い冬がようやく雪解けになるかもしれません。